2月23日(土)と24日(日)の二日間に渡って、「親子で楽しプログラミングセミナー」を開催しました。子どもと大人合わせて約20名ほどの方にScratch(スクラッチ)でのゲーム作りを体験していただきました!

2日目の中津川会場ではアシスタント講師(小6)が手伝ってくれました。アシスタントとは言うものの、実質的に僕のスクラッチの師匠ですね(笑)今回のセミナーで使ったモデルゲームも彼が作ってくれました!

プログラミングって面白いよ!

実際にプログラムを組んでみると、子どもも大人も色々な発見があったと思います。「この命令ブロックを実行したらどう動くだろう」「ジャンプさせるにはどう命令するんだろう」などなど。プログラミングをする過程の全てに論理的な思考が必要とされます。命令ブロックが少し入れ替わっただけで、まったく挙動が変わります。「なんで変な動きになっちゃうんだろう」と命令ブロックを見直すこと(トレース)って、国語で評論文を読解することと同じですね。保護者の方には、プログラミングで読解力や論理的思考力が身に付くことがお分かりいただけたと思います。

あとは、数学力!今回は小学生もたくさん参加してくれました。そして、最初の1時間で「+,-の整数」や「x,yの座標」の考え方ができるようになりました!(中1で習う内容です!)

教材としても優秀すぎる!

教える立場からしても、スクラッチはとても扱いやすい教材でした。他の教科に比べて、「仮説→検証(実行)→考察→改善」が圧倒的に早く回る。というか、常に科学的思考、あるいはPDCA的な思考でいられる。教える側は常に、

①とにかくやろうぜ!(実行)、②そのプログラムだとどう挙動すると思う?(仮説)、③なんでそんな挙動になったと思う(考察)、④どこを直せばいいと思う?(改善)

基本この4つの質問だけでOKです(笑)他教科の授業でこの質問をするのってかなり大変ですからね。社会科だと研究授業の時くらいしか用意しないような質問です。

何はともあれ、第1回目を無事に終えることができました!ありがとうございました!中津川はまだまだIT「STE(A)M」教育に関心のある人口が少ないので、どんどんイベントをやっていきます!